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スエード履きません? その2  ジャランスリワヤ

スエード履きません? その2  ジャランスリワヤ

おはようございます!

今日もさわやかな朝が似合わないワタクシです。

前回に続き、スエードのお靴のお手入れ依頼です。 

 

今回はコストパフォーマンスも高く、作りもよいと非常に評判の良い・・・

《 Jalan Sriwijaya ジャランスリワヤ 》です!

☆ちょっと歴史と特徴をご説明☆

  • インドネシアで2003年に設立された会社ですが、前身は100年ほど前に遡るアーミーブーツメーカーでした。2代目オーナーが『これからは平和の時代』ということで、靴の聖地イギリス・ノーザンンプトンで製靴を学び今につながっています。
  • 現在の英国既成靴で多く取り入れられている機械式の「グッドイヤーウェルト製法」。ジャランスリワヤが扱う「ハンドソーンウェルテッド製法」は、そのグッドイヤーウェルト製法の原型となったもので、高級ビスポークシューズなどにもよく用いられる製法です。
    機械でソールを縫い付けるグッドイヤーウェルト製法と違い、ハンドソーンウェルテッド製法で機械を使うのは最後のアウトソールを縫うときだけ。他は全てハンドメイドで行うため、「九部仕立て」とも呼ばれています。膨大な時間と労力がかかるため大量生産に向かないこの製法は、1874年にアメリカでグッドイヤーウェルト製法が開発されたことにより徐々に減少の一途を辿りました。技術が使われなくなるということは、それを扱う職人もいなくなるということ。こうしたことからハンドソーンウェルテッド製法は、高度な技術力を要するとても貴重な製法と言われています。
  • グッドイヤーウェルト製法にも勝る稀少な技術を使い、高級メゾンが採用する素材を扱う同社。にもかかわらず、展開する革靴のほとんどは30,000円台で手にすることができるんです。どれだけ安く見積もっても6〜7万円クラスの靴と同等のレベルと評判です。
    この驚愕のコストパフォーマンスのカラクリは、やはり”インドネシア製”というところ。英国やイギリス、日本に比べて圧倒的に安い人件費が、そのまま製品の代金に反映されているということですね。また、ヨーロッパ製品とは比較にならないほどインドネシアからの輸入関税は安い。こういう理由によって、ジャランスリウァヤの革靴は高級欧米靴のクオリティを持ちながら、日本国内ブランド以下の価格を可能としている。

 

ってことですね!

セレクトショップでもデパートでも取り扱いが非常に多く、初めて履く本格靴としてもチャレンジしやすいですよね。

で、現物はこちら。 ベージュ?サンド? どちらにしろ使用感があります。

その割には中はキレイ! 丁寧に履いてこられたんでしょう!!

 

太陽の下で撮影。室内とはやっぱり違う。

 

お手入れ開始です。

まず ブラッシング

ホコリを掻き出して、アッパーだけを流水と洗剤で軽く洗いました。

乾燥後 退色した部分も含め全体に補色作業です。

 

前回はリキッドタイプの補色剤を使用しましたが、今回はスプレー。

※リキッドが楽ですよ スプレーは準備が必要

 

準備として ウエルト部分を色が飛ばないようにマスキングテープ。また、靴の中にも色がつかないようシューキーパーも。 ちなみにキーパーにもビニール袋かけてます。

防水スプレーも同じですが、外で使ってくださいね。肺に吸い込むと大変なことに…

 

薄く何度かにわけて スプレーします。

今回は色を濃くすることが目的ではありませんでしたので、薄めのベージュ。色を整えるぐらいの感じっすね。

これ途中

 

 

んで、できあがりが こちら!

少しですが、使用感が減りました。またクリーニングとブラッシングにより、変なシワもずいぶん無くなりましたよ~

基本ケアに補色で、2000円でした。

 

夏も冬もキレイに履けるスエード。ぜひ気持ちよく履きましょう!!!